1型糖尿病 HLA genotype発症予防への鼻腔インスリン予防

内容より、国家的なやり方ができるところがすごいと思う
日本では個人情報なんたらで不可能だろうに・・・ほんとに悪法。

Nasal insulin to prevent type 1 diabetes in children with HLA genotypes and autoantibodies conferring increased risk of disease: a double-blind, randomised controlled trial
The Lancet, Volume 372, Issue 9651, Pages 1746 - 1755, 15 November 2008

【背景】マウスではインスリン予防投与にて糖尿病発症頻度減少させた。
糖尿病発症リスクの高いgenotypeや抗体をもつ1型糖尿病頻度減少させるか、鼻腔インスリン投与にて検討
【方法】フィンランドのTurku、Oulu、Tampereの3大学病院で、出生時臍帯血連続116720のサンプル解析で、3430の双生児で、HLA-DQB1糖尿病感受性ありのAllele。
17397の新生児、1613の双生児で遺伝しリスク増加あり、フォローの同意が得られたのは11225名の新生児と、1574名の双生児であった。
二重盲検トライアルで、ランダムに224名の新生児、40名の双生児(2つ以上の自己抗体陽性)を割り付けし、短期作動性のヒトインスリン(1 unit/kg;n=115、n=22)とプラセボ(n=109、n=18)を1日1回鼻腔内投与

【結果】介入期間中央値は1.8年(0-9.7年)
糖尿病は発症は、インスリン割り当てで49名、プラセボ割り当てで47名 (ハザード比 [HR] 1·14; 95% CI 0·73—1·77)。診断時まで治療継続はうち42名、38名で、年次発生は16.8%(95% CI 11·7—21·9)、15.3%(10·5—20·2)であった。
インスリン群で糖尿病診断双生児は7組で、プラセボでは6組(HR 1.93;0.56-6.77)
全てのランダム化された対象で、糖尿病はインスリン群56名、プラセボ群53名(HR 0·98; 0·67—1·43, p=0·91).

【結果】糖尿病に対するHLA感受性のある小児では、鼻腔投与インスリンでも予防効果、発症遅延効果を認めない

by internalmedicine | 2008-11-17 22:30 | 糖尿病・肥満  

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