急性肺障害:TLR3が主役?

TLR3が、ウィルス病原存在下にARDS様病態にmajorなyは区割りを果たす可能性がある。
創薬のターゲットになり得るか?

in vitroの高濃度酸素曝露後気道上皮細胞でTLR3 expression と signalingを測定
ネズミモデルで、TLR3の役割をTLR3-遺伝子欠乏マウス、特異中和抗体により検討したもの
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Deleterious Role of TLR3 during Hyperoxia-induced Acute Lung Injury
Am. J. Respir. Crit. Care Med. 2008; 178: 1227-1237.
ARDS患者からの気道上皮にてTLR3発現増加
さらに高濃度酸素状況下のみという条件で培養ヒト上皮細胞でTLR3発現増加と活性増加が見られる
TLR3-/-マウスでは急性肺障害が少なく、apoptotic cascade活性化、細胞外マトリックスdeposition低下が、野生種(TLR3+/+)に比べて少ない
モノクローナルTL$3抗体をTLR3+/+マウスに投与後、高酸素状況下で、マウスの急性肺障害・炎症の抑制が見られた。




Toll様受容体(TLR)はNK細胞とともに自然免疫に関わり、1回膜貫通部分を持つ受容体ファミリーであり、IL-1RやTNFRと相同生が高く、クロストークしながらNF-κBの活性化に関与している。IL-1β受容体の細胞質領域はToll/IL-1 receptorドメインと呼ばれている。
TLR3はエンドソーム内に発現し、リガンドとして2本鎖RNAであり、アトピー性皮膚炎などでは真皮の上皮マスト細胞に主に発現し、線維芽細胞ではTLR4とともに強く発現し、MyD88を介して数々の転写因子を活性化して最終的にRANTES産生を亢進させる。 (引用:http://allatopy.wakabagari.com/sigu/sigu15.html)


(http://www.iwaki-kk.co.jp/bio/reagent/hycult/hbt_tlr.htm)

by internalmedicine | 2008-12-03 05:12 | 呼吸器系  

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