非肥満者の閉塞型無呼吸は夜間の吻側への水分移動による(7割はこれで説明できる)

作業仮説がおもしろいと、比較的簡単な研究でも、メカニズムにせまれるのかもしれない。・・・わたしにとっては目から鱗・・・であった。

非肥満者では、無呼吸指数(AHI~は下肢から頚部への水分シフト量と相関した。健康成人での以前の研究で、この水分シフトが、咽頭の抵抗・虚脱性と関連するという報告があった。OSAでなぜの病態と関連するメカニズムは不明。運動不足の生活は、OSAでなぜの出現と関連するかもしれない。



Relationship between Overnight Rostral Fluid Shift and Obstructive Sleep Apnea in Nonobese Men
American Journal of Respiratory and Critical Care Medicine Vol 179. pp. 241-246, (2009)
23名の非肥満男性に、下肢水分量と、頸周りを夜間開始時と終了時に測定
AHIと、下肢水分量overnight変化は (r = –0.773, P < 0.001)、頚周りの変化 (r = –0.792, P < 0.001)、座位時間 (r = –0.588, P = 0.003)と相関
多変量解析にて、有意な独立したものは、下肢水分量と頚周りの変化であり、AHIの変数を68%ほど説明できる。



運動による下肢浮腫軽減効果、覚醒時の座位での水分貯留を予防効果、睡眠時頭側挙上による移動予防効果、利尿剤の効果・・・などは有効なのだろうか?

by internalmedicine | 2009-01-22 14:54 | 呼吸器系  

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