クラリスロマイシン喫煙誘発肺気腫発症予防効果

クラリスロマイシンはびまん性汎細気管支炎に有効だが、抗細菌作用によらないものと考えられている。肺気腫に応用が考えられるが、今回の研究で、たばこ曝露マウスの肺の炎症をmudulateすることで、クラリスロマイシン少量投与による治療戦略の可能性がでてきた・・・などと、commentaryがなされているが・・・・クラリスロマイシン(CAM)25-100 mg/kg って少量か?・・・しかも用量依存と書いてるし・・・

Clarithromycin Prevents Smoke-induced Emphysema in Mice
American Journal of Respiratory and Critical Care Medicine Vol 179. pp. 271-278, (2009)

6ヶ月間喫煙曝露マウスに、クラリスロマイシン(CAM)25-100 mg/kg ×2回経口投与
やはりCAM 50もしくは100mg/kg投与6ヶ月で治療効果判定、組織学的解析を行った。

CAM治療群は、気腔増加減少、肺胞壁破壊減少を示し、BAL中のマクロファージ集積を阻害し、用量依存的であった。
治療プロトコールCAM 100 mg/kg投与にて、CAM非投与群に比べ肺気腫減少
免疫固有組織学的解析にて、CAMは肺実質での肺気腫F4/80-陽性マクロファージ数を減少

in vitroにて、CAM 5-20μMにて直接TNF-α刺激マクロファージ活性化を抑制する

by internalmedicine | 2009-02-07 08:55 | 呼吸器系  

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