抗ヒスタミン剤の副作用:cognitive impairment

アレルギー性疾患と” Cognitive Impairment”について、めざましテレビで放送された。


この話の大元は、Weiler らの実験、fexofenadine、diphenhydramine、アルコール、プラセボの比較実験(Ann. Int. Med. Vol. 132 (5) 354-363 7 March 2000  フルテキスト pdf)に基づいた警告であった。飲酒より危険性が大であるという報告

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ACAAIによれば、その主要原因2つは、睡眠中断とOTC薬によるとされているが、番組内ではOTC薬によるもののみの説明だけ・・・だった(ちょっと残念)。


Eustachian tube (耳管)遮断などの二次要因も、学習・理解能力低下に作用する。耳鳴りや咳嗽なども集中力を遮断し、アレルギー関連休業は社会的にもインパクトが大きい。


処方薬剤、Non-sedating antihistamine、たとえば Allegra(r) (fexofenadine) やClaritin(r) (loratadine)などが有用

・・・などと書かれている。


以前のやらせがこたえたのか、この番組、情報番組としては、他の番組より良心的である私は常々思っている。番組内実験に対照をとってたり、その辺の学会報告よりはよほど・・・比較的副事象の少ない抗アレルギー剤の存在と専門医受診をすすめるなどツボを押さえていた。残念ながら、疾患による睡眠障害まで言及してくれれば、私としては満点を上げたかったのだが・・・



日本アレルギー学会・ガイドライン
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花粉症特集(厚労省)

by internalmedicine | 2009-02-10 10:58 | 呼吸器系  

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