社会保障国民会議 最終報告 :社会保障破壊者たちの作った作文

社会保障を潰した人が座長を務める社会保障国民会議・・・予想されたとおりの、財界・財務省主眼の作文に過ぎない
 ↓
http://www.wam.go.jp/wamappl/bb11GS20.nsf/0/045291baed4eb34e4925756a0004ffa2/$FILE/20090227_2shiryou3-1.pdf


国民のニーズ調査やQOL研究などするき全くなく、結論有りきの会議で、経費の無駄遣い

関連:社会保障(を破壊し)国民(生活を破壊する)会議 2008年 01月 28日


この会議の主な目的は、「持続可能性の確保・国民の多様な生き方の尊重」のためには、消費税アップを!ってこと・・・要するに、知識人・関係団体が討議した結果、消費税を上げないと、社会保障無理ですよ・・・と、国民をだますための、張りぼての形だけの会議(役人たちの作文通りに動く人達及び社会保障制度で利益を得ようとする団体の代表者たち)

形ばかりの会議だというのは、人選だけでわかる・・・で内容は、参加代表者の所属団体(福祉系は在宅主体)にちょっとだけ甘い、財界に利益をもたらし、国民に負担だけを求める・・・従来型施策にすぎない駄作


消費税アップで儲かるのは → 消費税還付(輸出企業に消費税が還付されるしくみ pdf

安定的な経済成長の確保 → トヨタ・キヤノン・NTTを大事にしろ!
現役世代の活力の維持・強化 :自助努力を促進 → 自己責任
ユニバーサル社会の実現 → 安価な労働力の確保



医療介護費用のシミュレーションの大元は、「医療の機能分化をすすめるとともに急性期医療を中心に人的・物的資源を集中投入し、できるだけ入院期間を減らして早期に家庭復帰・社会復帰を実現し、同時に剤悪意yろう・罪悪介護を大幅に充実させ、地域での包括的なケアシステムを構築することにより利用・患者のQOL(生活の質)の向上を目指す」というもの


「家庭復帰」と言いつつ、破壊された地域コミュニケーションにある、家族への負担を増大させる、自己矛盾を含む提言



こういう会議を行うこと自体が無駄なんだよ・・・くそ役人
・・・全く進歩無し!


まともに国民のニーズを調査し、それをreconstructionして、QOL研究に基づく、コスト・ベネフィット研究・・・というまともな行政を行う気はないのか! 脳みそがないのか?

by internalmedicine | 2009-03-02 10:59 | くそ役人  

<< アルコール乱用はうつを起こすが... Framingham Hear... >>