葉酸サプリメント投与と前立腺癌リスク

Journal of the National Cancer Instituteの3月10日号
Jane C. Figueiredo, Maria V. Grau, Robert W. Haile, Robert S. Sandler, Robert W. Summers, Robert S. Bresalier, Carol A. Burke, Gail E. McKeown-Eyssen, John A. Baron. "Folic Acid and Risk of Prostate Cancer: Results From a Randomized Clinical Trial." Journal of the National Cancer Institute. Doi: 10.1093/jnci/djp019.

 ↓
http://jnci.oxfordjournals.org/archive/2009.dtl

まだ、ウェブ掲載されてない
Aspirin/Folate Polyp Prevention Study (AFPP)の二次解析


Folic acid (folate)はビタミンBで、野菜、豆類、フルーツ、whole grainなどが供給源で、女性の妊娠前後摂取にて新生児の神経管欠損を減らす。


AFPP study(1994-2006)で、アスピリンが大腸ポリープリスク減少効果あり、葉酸は逆の効果で、進行・多発ポリープリスク増加が認められた。初期解析では、葉酸サプリメントの前立腺癌リスクに着眼してなかった。

今回の二次解析では634名の男性に葉酸1mgサプリメントをランダムに割り付け

推定前立腺癌リスク10年時点で、葉酸サプリメント 9.7%、プラセボ 3.3%。

逆に、食事性の葉酸・血中葉酸値は、前立腺癌リスク減少に働く(有意差はない)

マルチビタミンと食事性の摂取の違いは不明のままだが、bioavailabilityの問題があるのかもしれない。





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by internalmedicine | 2009-03-11 11:24 | がん  

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