たばこの煙はぜったいにすいたくないという、自分のことしか考えない人が増えてきた・・・森永氏

ものすごいので、掲載してみた


森永氏名発言
・たばこの煙はぜったいにすいたくないという、自分のことしか考えない人が増えてきた
・たとえ公共施設であっても、公権力を使ってライフスタイルを規制するということはファシズム以外の何物でもない
・受動喫煙の被害に対しては大きな疑問がある。受動喫煙の実験はものすごい密閉空間でデータをとっており、そんなことは現実にはありえない。程度の差こそあれ、発がん物質は何にでも含まれている。副流煙だけに過敏になりすぎているのでは
・(禁煙条例を作るなら)【空気の悪い大都市にすむな】という条例を作ればよい。
・過度な飲酒や運動不足、睡眠不足も体には良くないが、他人にとやかく言われる問題ではない。
・アジアではまだまだじゆうだし、米国に比べれば欧州の規制は緩い。全面禁煙は決して世界の潮流なんかじゃない・・・


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感情的にわからない訳でもないが、ものすごい、自分勝手な論理展開・・・穏やかに見える顔つきとはことなる



一つだけ、訂正しておきたい、受動喫煙の害の報告は、決して、日常生活から乖離した環境での話ではない。動物実験というエビデンスレベルの少ない報告だけでなく、長期コホートからも確認されているのである。不勉強甚だしい。

たとえば、受動喫煙による肺がんへの影響に閾値がない(The dosages extend to far lower levels than those of active smoking and increased risk is observed, suggesting that there is no threshold for tobacco carcinogenesis)<参照:CHEST September 2007 vol. 132 no. 3 suppl 29S-55S >。
受動喫煙に関して、どこからが安全で、どこからが危険ということはないのである。

そして、町ゆく人や飲食店にいるかもしれない小児( Thorax 1997;52:1003-1009 )や妊産婦への受動喫煙をあまりに軽視しすぎている。

たとえば、喘息の子供への受動喫煙の影響は自明であるが、森永氏は、自分の嗜好のために、こういった児童に、害をあたえても平気だとかんがえているのだろうか?


森永卓郎氏はJTが最初の職場で、今でも、忠誠心を忘れてないのかもしれない・・・と、考えれば、憎むべき人間では無いのかも・・・


こちらのほうが、おもしろいのかもしれない・・・(笑)
日本パイプクラブ連盟

例・・・たばこ嫌いの医者 一考
肺切除標本の同意の問題から医療過誤の問題と・・・直接関係ない事例を持ち出しての詭弁
たばこを目の敵になさるたばこ嫌いのお医者サマに御願いしたい。素人相手に「日本人の死亡原因の一割はたばこが原因とされている」という怪しげなお題目を唱える時には、胸にじっと手を当てて医療事故による推定死亡患者数のことも思い出して、少しは専門家の誇り、人間としての謙虚さを取り戻して発言して下さいね。


筆者は、医療過誤と医療にかかわる偶発的事故を区別もできない人らしい。そして、医師そのものの医療過誤より看護師のかかわる事故がおおいということもしらないのだろうが・・・

そのままお返しします・・・人間としての謙虚さを取り戻して発言して下さい

一応再掲しておく
喫煙で寿命3.5年短縮  2007年 05月 09日
喫煙継続者は10年寿命を縮めている・・・・<私的解説>喫煙者には最新医療の恩恵を受けない・・・無駄?
2004年 06月 25日

by internalmedicine | 2009-04-10 08:42 | メディア問題  

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