小児喘息重症度マーカーとビタミン血中濃度は相関

妊娠中の母体のビタミンD摂取量は若年小児期の喘息症状と逆相関するが、ビタミンD濃度と喘息重症度マーカーとの関連は不明であった。
このコスタリカでの6-14歳の横断研究により ビタミンD値(血中25-hydroxyvitamin D 値)とアレルギー・喘息重症度の逆相関が判明した。

Serum Vitamin D Levels and Markers of Severity of Childhood Asthma in Costa Rica
American Journal of Respiratory and Critical Care Medicine Vol 179. pp. 765-771, (2009)
ビタミンD値は有意に総IgEと好酸球カウントと逆相関し、多変量ロジスティック解析にて、ビタミンD log10単位毎年間入院オッズの低下(オッズ比[OR], 0.05; 95% 信頼区間 [CI], 0.004–0.71; P = 0.03)、抗炎症治療使用(OR, 0.18; 95% CI, 0.05–0.67; P = 0.01)、気道過敏性 [OR, 0.15; 95% CI, 0.024–0.97; P = 0.05]と逆相関





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by internalmedicine | 2009-05-01 16:23 | 呼吸器系  

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