ホルムアルデヒド職業曝露とリンパ造血系腫瘍の関係

シックハウス対策に係る法令等は、平成15年(2003年)7月1日に施行されたが、公述の職業曝露に比べればかなり少ない濃度に関する問題である。

職業性暴露って、特殊かと思えば、“歯科医療、病理学的検査及び解剖について”(「平成20年度化学物質による労働者の健康障害防止に係るリスク評価検討会報告書(医療現場におけるホルムアルデヒドについて)」)、そして、「平成19年12月の特定化学物質障害予防規則等の改正(ホルムアルデヒド、1,3-ブタジエン、硫酸ジエチル)」

Mortality From Lymphohematopoietic Malignancies Among Workers in Formaldehyde Industries: The National Cancer Institute CohortJNCI Journal of the National Cancer Institute, doi:10.1093/jnci/djp096



formaldehyde工場労働者のコホートデータ、疫学的研究のコホートからのデータ解析で、このcarcinogenの暴露が白血量リスク増加と関連することが示唆された。

formaldehyde工場従業者の前向きコホートで、職歴ベースの推定がなされ、死亡、死亡原因はNational Death Indexから入手。ポアソン回帰がリンパ造血系悪性疾患死亡のリスクを計算がなされた。

長期フォローアップにてformaldehyde暴露のとリンパ系悪性腫瘍、特に骨髄系白血病の死亡率の相関関係が示唆された。

2004年フォローアップ終了にて、最高(≥4 [ppm] ) vs 最低( <2.0 ppm))ピークformaldehyde暴露区分で、リンパ造血系悪性腫瘍全てで(RR = 1.37; 95% CI = 1.03 to 1.81, P trend = .02、ホジキンリンパ腫でRR = 3.96; 95% CI = 1.31 to 12.02, P trend = .01)

統計学的にに有意でなはかった関連が、多発性骨髄症、全白血病、骨髄性白血病でみられた。


さらなる疫学的研究が必要であろう。
研究は死亡診断書データによるもので、疾患サブタイプの特性が欠如している

by internalmedicine | 2009-05-13 15:40 | 環境問題  

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