朝のスキムミルクはフルーツドリンクより満足感があり、昼の食事摂取量を減らすこととなる




Skim milk compared with a fruit drink acutely reduces appetite and energy intake in overweight men and women
American Journal of Clinical Nutrition, doi:10.3945/ajcn.2008.27411
Vol. 90, No. 1, 70-75, July 2009
ランダム化交差トライアルで、34名の過体重の女性(n=21)と男性(n=13)でそれぞれ2セッション1州投与し
固定エネルギーの朝食を600mlskimミルク (蛋白 25 g 、 ラクトース 36 g 、脂質 <1 g ; 1062 kJ) とフルーツドリンク(蛋白<1g、糖<63g、脂肪<1g)とに分け
skimミルク後は、フルーツドリンク後に比べ昼のエネルギー摂取が有意に少ない(平均: 2432 kJ; 95% CI: 2160, 2704 kJ vs 2658 kJ; 95% CI: 2386, 2930 kJ)で、その差は8.5%(P<0.05)

加えて、満足度自己報告は有意に高い、差は4時間に及ぶ(P < 0.05)



ミルク蛋白濃度、乳糖、飲料の濃厚さが、満足度を増すのかもしれないと著者ら

by internalmedicine | 2009-06-22 14:22 | 動脈硬化/循環器  

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