SAPALDIAコホート研究:非喫煙者成人発症喘息と交通大気汚染

大気汚染が慢性気管支炎などの健康被害の主たる原因とは考えられなくなったことを踏まえ、1987年に「公害健康被害補償法」が改正され、88年には、著しい大気汚染の影響により慢性気管支炎などが多発しているとして指定してきた地域はすべて解除されました。その結果、それまで指定されてきた地域では、新規の患者認定は行わなくなりました
引用:http://www.erca.go.jp/taiki/history/to_osen.html


1988年(当時竹下総理)の「公害健康被害補償法」は改正ではなく、改悪であったことが明らかであろう。
いまでも、“改正”と言い張る・・・官僚の図々しさ

ENVIRONMENTAL EXPOSURE
Traffic-related air pollution correlates with adult-onset asthma among never-smokers
Thorax 2009;64:664-670
2725名の非喫煙者の内、2002年41名発症
Home outdoor TPM10濃度はこの間改善 (平均 –0.6; レンジ –9 to +7.2; IQR 0.6 µg/m3)
喘息頻度は、TPM10の変化と相関
1 µg/m3変化 (IQR) あたりのハザード比は、1.30;95% CI 1.05-1.61)でさらなる補正(教育、職場暴露、受動喫煙、両親の喘息・アレルギー、random area effect、肺機能、地域的、二次的、総PM10のような共汚染物質、交通量の多い道路に隣接の要因)にsensitiveでない。



他、交通規制により小児期同健康状態の改善に関して限局的効果、呼吸器既存病変ある子供への影響が限定的ながらある。
Childhood peak flow and the Oxford Transport Strategy
Thorax 2009; 64: 651-656.

慢性戸外大気汚染暴露は、成人1秒率低下をもたらす
Chronic exposure to outdoor air pollution and lung function in adults
Thorax 2009; 64: 657-663.

by internalmedicine | 2009-07-29 08:33 | 環境問題  

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