不健康エコナ問題・・・花王・厚労省・人間ドック学会・マスコミの罪

不健康エコナの問題は・・・根深い。

エコナ、自社研究でもガン促進を示唆 花王はデータ公開拒否 植田武智 07:24 08/02 2006

この記載はネットでずいぶん騒がれていた。

・・・大型スポンサーに遠慮して、製品の健康問題を一般市民にしらせようとしない、行政、マスコミ・・・そして、あろうことか、数年前からその有害性が指摘さえているのにかかわらず、推薦などという愚かな態度をとった”学会利権”というべき無責任なグループの存在・・・”特定保健用食品”利権・官僚天下り機関により、私たち国民の健康はないがしろにのだ。

パワーリハ、メタボ・・・などでも、官僚どもが暗躍し、自分たちの利権につなげた。小さいことから言えばマニュアル・解説本を製版・販売で個人所得に化けさせ、許認可権を増やし、資格商売に昇華させ・・・てきた。

特保などは製品そのものへの許可でなく、製品成分に健康成分が含まれれば許可するという・・・乱暴な認可がされている。さらにその成分の科学的根拠とはEBMにおいては吹飯ものの、ランダム化トライアルという1つだけで許可するというちっとも科学的でない根拠の認可で、臨床的アウトカムでなく、検査値の一部開演でも許可する状況。長期的有害性や臨床的アウトカムへの影響は考慮されてないのである。だが、業者は逆手をとって、厚労省から特定製品を推奨されているようにミスリード。情報弱者の市民は、金を失うのみ。

2009年9月16日 21時05分 ( 2009年9月17日 00時33分更新 )
<花王>エコナ出荷停止 成分が発がん性へ変化可能性指摘で
http://www.excite.co.jp/News/society/20090916/20090917M40.073.html
Excite エキサイト : 社会ニュース


健康エコナの問題点は、当方ブログでも再三指摘してきた・・・http://www.exblog.jp/search/?blogid=970007242&t=0&q=%E5%81%A5%E5%BA%B7%E3%82%A8%E3%82%B3%E3%83%8A

ネットの世界ではこの健康エコナのイメージCMなど問題で、商品実態とあわないことはすでに騒がれていた。

やっと、この問題、テレビでも少数取り上げられるようになった。花王というのは”花王ショック”と呼ばれるメディア業界を震撼させたほどの巨大スポンサーである。このスポンサーの力をたてに、情報の非対称性を生み続けたのである。

それにしても、関係ないはずの、NHKがまともに取り扱わないのはなぜだ?・・・原口総務大臣に指導力を期待したいのだが・・・マスコミに優しいから・・・期待できないだろう。

わたしが、注目しているのは
・”厚労省の調査部会や食品安全関連の委員会”の対応
・”人間ドック学会”なるいかにも学術団体を名乗る団体

2004年に、”不健康エコナ” 2004-06-03として、含まれるトランス型脂肪酸のその含有量の多さの問題点を指摘されているのにかかわらず、厚労省・薬事・食品衛生審議会食品衛生分科会新開発食品調査部会は放置し続けていた。

2006年に、すでに、発がんとの関連が指摘されていた・・・健康エコナ 2006-08-16

”エコナ、自社研究でもガン促進を示唆 花王はデータ公開拒否”で、検索していただきたい

事例→http://www.asyura.com/0601/health12/msg/147.html
◇結論と食い違う、実際の実験データ
 現在、エコナの発ガン促進作用を調べた試験は、3件ある。うち2つは国立がんセンター研究所が2005年に公表した、舌ガンと大腸ガンの試験で、舌ガンの試験で発ガン促進の疑いが出て再調査中であることは、前回、報告したとおりだ。
 その同時期(2004年1月から2005年1月)に、花王は独自に民間の「DIMS医科学研究所」という発ガン試験の専門会社に委託して、発ガン促進作用を確認するための試験を行なっている。
 この試験報告書は、食品安全委員会に提出され、「ジアシルグリセロール(DAG エコナの主成分)の安全性資料」の添付資料となっている。
 しかし報告書の全文は委員会のメンバーのみに配布されただけで、傍聴した我々には様々な試験結果を要約した一覧表だけしか配布されなかった。その一覧表の説明では、エコナの主成分であるDAGで発ガン促進作用はなかった、と書いてある。


花王からのデータを隠匿して結論付け表明した・・・実に不可思議な食品安全委員会のやり方


それと、”日本人間ドック学会推薦”としておなじみの日本人間ドック学会・・・数年前から有害性を指摘されていたのに関わらず、CMにおおきく表示していたわけだが、なんらかのステートメントを示すべきではないか!・・・推奨を出して、なんの社会的責任も追わないというのはあまりに無責任である。

他学術系団体も、この団体に対して批判声明を発するべきではないのか?他学術団体に対する信頼性を損ねた罪は大きい。

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花王「食用油、ドレッシング、マヨネーズ、犬用ペットフード【販売自粛のお知らせ】」
http://www.kokusen.go.jp/recall/data/s-20090917_1.html
エコナ関連製品の一時販売自粛について

お客様各位

 この度、『エコナ クッキングオイル』をはじめとする、エコナ関連製品の一時販売自粛・出荷停止を行うことといたしましたので、お知らせ申し上げます。

 最近、欧州を中心に、油脂中に含まれるグリシドール脂肪酸エステルの安全性について議論がなされていることを受け、当社においても、本年6月中旬に分析を行った結果、『エコナクッキングオイル』に、グリシドール脂肪酸エステルが含まれていることを確認いたしました。

 このグリシドール脂肪酸エステルは、油脂の製造工程における一般的な脱臭の過程で副生されるもので、パーム油等の精製植物油にも含まれていることが報告されています。また、このグリシドール脂肪酸エステルについては、現時点までの情報、調査からは、安全性への懸念を明確に示す報告はありません。

 しかし、一部の消費者の皆さま方におかれましては、一部の情報により、このグリシドール脂肪酸エステルの安全性に対する懸念や不安をお持ちの方がおられます。

 当社は、消費者の皆さまにお届けする製品において、「安全性」の確保はもとより、「安心感」をもってご愛用いただけることを事業の基本姿勢としており、また、日頃より、そのための情報の開示にも努めております。こうした姿勢に則り、この度、製品中に含まれるグリシドール脂肪酸エステルを、消費者の皆さまに安心してお使いいただけるレベル(一般食用油と同等レベル)に低減できるまで、当該製品の一時販売自粛・出荷停止を行うことといたしました。

 なお、エコナ関連製品、およびその主成分であるジアシルグリセロールの安全性については、これまで世界的に標準とされる試験法で多くの評価を積み重ね、科学的根拠と客観的な評価に基づき、安全性に問題のないことを確認しております。

 ご愛用の消費者の皆さま方、お取引先、並びにご販売店の方々にはご迷惑をおかけし、誠に申し訳なく心よりお詫び申し上げます。

 平成21年9月17日

花王株式会社



glycidol :ntp.niehs.nih.gov/ntp/roc/eleventh/profiles/s092glyc.pdf

NTP REPORT ON THE TOXICOLOGY AND CARCINOGENESIS STUDY OF GLYCIDOL
http://ntp.niehs.nih.gov/files/gmm13_web1.pdfWe conclude that glycidol caused histiocytic sarcomas in male haploinsufficient p16Ink4a/p19Arf mice and alveolar/bronchiolar adenomas of the lung in female haploinsufficient p16Ink4a/p19Arf mice. Forestomach papillomas in female mice may also have been associated with exposure to glycidol.




エコナの特保許可取り消しを、消費者団体が集会
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090925-00001046-yom-soci
9月25日21時4分配信 読売新聞
 花王が特定保健用食品(特保)の食用油「エコナ」関連製品の販売を自粛している問題で、主婦連合会などの消費者団体は25日、東京都内で緊急集会を開き、「安全性を保証できず販売を自粛しているエコナが、特保なのはおかしい」として、特保としての許可の取り消しを求めた。

 これに対し、集会に出席した花王事業グループ長の安川拓次執行役員は「販売自粛をしているのは、商品を改良するための一時的な措置。エコナは国際的にも安全性が認められている」と説明した。

 エコナの安全性を評価している内閣府食品安全委員会の北條泰輔評価課長は「消費者は心配している」として、できるだけ早く結論を出す意向を示した。特保の許可を担当する消費者庁の相本浩志食品表示課長は「食品安全委員会の結果を踏まえて、考えたい」と話した。

by internalmedicine | 2009-09-17 09:11 | Quack  

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