アリムタの非小細胞肺癌維持療法の安全性、有効性、容易性

ペメトレキセド(Pemetrexed : Alimta[アリムタ])はわたしら開業医にはまったく情報提示無し・・・まぁあたりまえなのかもしれないが・・・

非小細胞肺癌(NSCLC)の化学療法終了後の治療、維持療法として確立してきたようだ。

以下の報告は、扁平上皮がんを含むNSCLCの検討してるが、この差違は、非扁平上皮がんNSCLCに依存する効果である。

Maintenance pemetrexed plus best supportive care versus placebo plus best supportive care for non-small-cell lung cancer: a randomised, double-blind, phase 3 study
The Lancet, Early Online Publication, 20 September 2009

【目的】非小細胞肺癌患者に対する抗葉酸抗腫瘍薬であるペメトレキセド投与有効性、耐用性、容易性確認
【方法】ランダム化二重盲検研究を83センター20ヶ国で行い、663名の stage IIIB or IVで4サイクルプラチナベースの4サイクル化学療法で進行しなかった患者をランダムに2:1割り付け、プメトレキセド 500mg/m2,day1+best supportive care(n=441)と、placebo+best supportive care(n=222)、21日サイクルで疾患進行まで行う。
プライマリエンドポイントは無進行生存期間(pfs)
であり、セカンダリエンドポイントは包括的生存でITT

【結果】全ランダム割り付け患者を分析
ペメトレキセドは有意に無進行生存期間を改善(4·3 ヶ月 [95% CI 4·1—4·7] vs 2·6 ヶ月 [1·7—2·8]; ハザード比 [HR] 0·50, 95% CI 0·42—0·61, p<0·0001)、包括生存期間を改善 (13·4 ヶ月 [11·9—15·9] vs 10·6 ヶ月 [8·7—12·0]; HR 0·79, 0·65—0·95, p=0·012)



薬剤関連毒性影響による治療中止はプラセボよりペメトレセド群で多い (21 [5%] vs 3 [1%])

薬剤関連grade 3以上の毒性はペメトレセド群でプラセボより多い(70 [16%] vs nine [4%]; p<0·0001)、同様に特異的疲労(22 [5%] vs 1 [1%], p=0·001) 、好中球減少も (13 [3%] vs 0, p=0·006)
ペメトレセド群関連死亡は生じず
ペメトレセド群はプラセボより全身性の中止薬剤全身投与期間が短かった(227 [51%] vs 149 [67%]; p=0·0001)


ファーストラインでの検討をFDA承認(http://www.cancer.gov/cancertopics/druginfo/fda-pemetrexed-disodium)

by internalmedicine | 2009-09-25 15:41 | がん  

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