チアゾリジンジオン系不応性糖尿病に対するQuick-release bromocriptine mesilateの有効性

ブロモクリプチン メシル酸塩というと、昔からのなじみの”パーロデル”か・・・麦角アルカロイド系で、胃腸障害や吐き気、プロラクチン分泌抑制作用、成長ホルモン分泌抑制作用が有ると思うのだが・・・そして、幻覚、妄想、錯乱...などの可能性、悪性症候群・・・最近では心臓弁膜症など副作用の方が話題になることが多かったのだが・・・

”quick release型”ということで、副作用はどうなったのだろうか?


Cycloset induces glycemic control in type 2 diabetes patients failing thiazolidinediones
Breaking News - Diabetes Pro (American Diabetes Association)
Quick-release bromocriptine mesilate (Cycloset[TM]), a dopamine D2 agonist, was approved by the FDA ... [ November 3, 2009 ]
Quick-release bromocriptine mesilate (Cycloset[TM])・・・ドパミンD2アゴニスト

今年初めに2型糖尿病治療薬として承認


Cycloset Safety Trialにて、2型糖尿病+通常治療を対象に、bromocriptineとプラセボに、追加ランダム割り付け、52週間

ベースラインにてthiazolidinedione治療失敗79名のデータ解析にてHbA1c減少効果
空腹時血糖も減少し、少なくともHbA1c7.5% (-0.5%)、8.0% (-0.7%)患者の群差は有意であった

ベースラインにて最小コントロール内である患者に生じる最大のベネフィットで、体重減少をもたらした。
プラセボに比べ血圧減少ももたらした。心血管イベント率減少40%に寄与している(Scranton, R. et al. 20th World Diabet Congr (Oct 18-22, Montreal) 2009, Abst D-0770)



向精神薬の体重・脂質への悪影響比較 [2009-10-28 09:38 ]


ということは・・・・チアゾリジンジオン系でコントロール不良な糖尿病の病態にドパミン系が関与する?

by internalmedicine | 2009-11-04 10:47 | 糖尿病・肥満  

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