カプセル内視鏡小腸疾患:消化管出血やクローン病の決定的所見無い場合の確定に有用

小腸疾患でのカプセル内視鏡の意義付けが次第に明らかになってきた。
消化管出血やクローン病の決定的所見無い場合の確定に有用

Wireless capsule endoscopy in Israeli Defense Force: two years of experience.
Mil Med. 2009 Sep;174(9):991-5
Authors: Bakshi E, Ashkenazi I, Katzenell U, Cohen O, Niv Y, Bar-Dayan Y

イスラエルと言えばカプセル内視鏡(CE)で、小腸疾患疑い例の前向き研究
16名(59.3%)正常所見で、観察中所見・症状説明できない所見 11.1%
クローン病 11.1%

診断・確定は、腹痛・便通変化・胃腸出血のtriadを有する場合 62.5%
対してt、triad 無しの場合 15.8%

事前ワークアップにてクローン病示唆事例で、3/6(50%)の確定

CEは71%の結論づけを医師に与えることができた。

by internalmedicine | 2009-11-08 10:37 | 消化器  

<< 医師24時間オンコールによる神... メトホルミンの癌抑制効果 >>