米国:  COPD終末期医療:モルヒネ投与の実態

終末期医療というと、癌患者とHIV感染しか、日本では認められてない。非がん患者でも終末期医療はあるのだ!・・・馬鹿官僚たちはそれを理解しようともしないで、ホスピスを限定している。で、その上に、入院長期化はけしからんなどと・・・ふざけた医療使節批判を、馬鹿官僚や御用学者たちは行っている・・・それを政治家も鵜呑みにする事態。

終末期と、非がん患者たちが認められないため、呼吸苦患者に対して、特に、高炭酸ガス血症を生じやすいCOPD患者に対して、モルヒネ治療を投与しずらい状況が日本にある。
リスクを考慮した上で、非侵襲的換気など十分利用すれば、問題なく、投与できるケースが多いのに・・・

馬鹿官僚や政治家・御用学者たちのために、日本の非がんEOL患者たちは、無用な苦しみを毎日受けている。

Young J, et al "Attitudes to using opioids to treat dyspnea in advanced COPD: A qualitative study of family physicians and respiratory therapists" CHEST 2009; Abstract 8495.

medpagetoday.com)・・・
重症COPD患者へのモルヒネ投与は、肺がん患者終末期より、死亡前3ヶ月両者比較で、その使用量が少ない (OR 2.36, 95% CI 1.52 to 3.67)とDonna Goodridge, PhD(University of Saskatchewan ;Saskatoon)

自宅での緩和ケアを受ける機会が少なく (2.8% versus 37.4%, P<0.005)、緩和ケアが死亡全のモルヒネの尤度増加と相関している (OR 2.64, 95% CI 1.72 to 4.06)。


COPD患者のEOLの呼吸苦へのオピオイド使用の有効性安全性を検討する必要があり、患者評価、家族、臨床経験についてCOPD患者のEOLについて考慮が必要と・・・


オピオイドは通常、終末期癌患者の呼吸苦に用いられるが、COPD患者のvery good managementが存在しない。
オピオイドの使用量が少なくすれば、総換気減少、運動時換気効率増加、低酸素・炭酸ガス血症応答低下、呼吸ドライブ減少によりCOPD患者呼吸苦を減少しうると、Joanne Young(呼吸療法士、Dalhousie University (Halifax)らが別の会合で、気管支れん縮へも影響を与えるかもしれない。
2002年のThoraxのメタアナリシスで、経口・注射オピオイド、COPD患者を含む呼吸苦にpositiveな影響を与えたが、COPD患者にどの程度用いられたかは不明であった。

Goodridgeらは、2004年の肺がん433名、COPD602名で比較
COPd患者は入院で死亡することが少なく、長期医療施設で死亡することが多かった (P<0.05)
肺がん最後の3ヶ月はモルヒネ使用が多かった(31% vs 9%)

by internalmedicine | 2009-11-09 15:52 | 呼吸器系  

<< nutrigenetics:A... 不眠診療 >>