Agricultural Health Study:農薬と成人発症喘息との関係

虫が多いから農薬を使うのか、農薬を使うから喘息が多くなるのか?

なんだか、はっきりしない報告だが・・・

Pesticide use and adult-onset asthma among male farmers in the Agricultural Health Study
Eur Respir J 2009; 34:1296-1303

高度農薬暴露はアレルギー・非アレルギー性喘息を倍加する
使用既往者に対して、12の殺虫剤アレルギー性喘息と関連し、4つが非アレルギー性喘息と関連

アレルギー性喘息に対して
・coumaphos (OR 2.34; 95% CI 1.49–3.70)
・heptachlor (OR 2.01; 95% CI 1.30–3.11)
・parathion (OR 2.05; 95% CI 1.21–3.46)
・80/20 mix (carbon tetrachloride/carbon disulfide) (OR 2.15; 95% CI 1.23–3.76)
・ethylene dibromide (OR 2.07; 95% CI 1.02–4.20)
all showed ORs of >2.0 and significant exposure–response trends


非アレルギー性喘息に対して
・DDT (dichlorodiphenyltrichloroethane) はもっとも強い相関(OR 1.41; 95% CI 1.09–1.84)
だが、使用量に対して、喘息が増加するエビデンスは無い

現行で動物をあつかったり、農場の活動性はこれらの結果に寄与せず

アレルギー単独がこれらの相関の大本というエビデンスはない。

結論としては、農夫での喘息リスクとしての、農薬は喘息リスク寄与としてoverlookされすぎ



日本のアレルギー関係の研究者?たちは、関連を否定的に見る事って少ない。少ないどころか、その寄与度を無視して、大騒ぎして、マスメディア露出されることを喜びとしているように思える。・・・たとえば、化学物質過敏症・・・化学物質過敏症、その原典:MCS ・・・2007年 10月 04日・・・、「厚労省の愚?:化学物質過敏症保健病名へ? 2009年 06月 12日」はなんだか多く批判されたが、保険病名にしてしまえば、公的な裏付けとして、疾患病名だけが勝手に暴走してしまう危惧をもつ。

by internalmedicine | 2009-12-01 09:42 | 呼吸器系  

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