若者よ、体を動かせ・・・将来の知的活動、社会経済的ステータスのためにも・・・

原因なのか、結果なのかは分からないが、学業的活動性が高い人間がもともと身体活動性が高いのかもしれない。筋力そのものとは関係ないという・・・若い頃から体を動かすことを厭わない人間は認知機能も衰えないのか、認知機能が優れているから、身体活動製が高いのか・・・

いずれにせよ、若い頃から老人まで体動かさないことは認知機能低下につながるらしい。

Cardiovascular fitness is associated with cognition in young adulthood
Published online before print November 30, 2009, doi: 10.1073/pnas.0905307106 PNAS December 8, 2009 vol. 106 no. 49 20906-20911

Maria Åbergらは、大規模、すなわち、1950-1976年までの兵役リストにある、スウェーデン男性 1,221,727 名(268,496 兄弟、 3,147 双生児ペア、1,432 一卵性ペアを含む)研究

筋力でなく、cardiovascular fitness、すなわち、好気的運動が、筋力と関連なく、認知機能パフォーマンスと関連していることが、若年成人でも見いだされた。そして、18歳時のの予測的後年の社会経済ステータス、教育的獲得状況の予測因子となった。

双生児・兄弟データにもとづき、遺伝でなく、環境により、身体活動と認知機能の関連は80%説明可能と述べている。

身体運動を促進することは公衆衛生戦略として、養育的達成にも寄与することとなる。


by internalmedicine | 2009-12-10 14:31 | 運動系  

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