医師診断喘息の増加:訴えの増加とアトピーの増加が原因? 気道過敏性頻度は変化せず

喘息有病率の増加は、米国やグローバルに明らかである。

気道過敏性の頻度や医師診断気管支炎は増加してないことから、診断要素:diagnostic transfer、喘息自覚そのもの方が要素として大きいのでは・・・という話

Changes in the prevalence of asthma in adults since 1966: the Busselton health study
Eur Respir J 2010; 35:273-278

医師診断喘息の増加:1966-1975年 6% → 1981年 8% → 2005-2007年 19%

1981年から2005年-2007年に関して、喫煙率は減少し、肥満、アトピー増加

喘鳴、咳嗽・喀痰は増加しているが、気道過敏性、息切れ、医師診断気管支炎は安定的状況


故に、”喘鳴・咳嗽・喀痰という訴え”そのものが増加していることと、”アトピー”の増加で、一部説明可能



喘息有病率の増加(http://www.cdc.gov/ASTHMA/speakit/default.htm)
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日本の喘息頻度や有病率は増加とされているが・・・医師診断喘息や気道過敏性疫学など・・・後者は困難と思うが、行う必要があったのでは・・・

”疫学研究からのエビデンスとして,「国内の小児・成人喘息の有症率と世界との比較」,「わが国の喘息死の現況と国際比較」,「気管支喘息の発症・増悪の危険因子,発症予防と衛生仮説」・・・現在,国際比較が可能なわが国の代表的な有病率調査は,小児喘息におけるISAAC(International Study of Asthma and Allergies in Childhood)での限られた地区での調査のみであり,特に成人喘息では,最近実施された厚生労働科学研究班の研究が初めて(www.nakayamashoten.co.jp/ebm/pdf/edi0901.pd)・・・であり、公表も不十分である。


税金をたくさん使ってる厚労省研究班・・・てのは何をやってきたのだろうか?・・・仕分けられろ!

by internalmedicine | 2010-02-02 11:11 | 呼吸器系  

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