Microparticle 値が血管内皮障害のマーカーとなり得る?

血管内皮細胞の活性化/傷害により内皮細胞表面から放出される微小粒子である、血管内皮細胞由来microparticles、血管内皮細胞由来微小粒子:EMPsが血管内皮細胞障害血中マーカーとしての役割が判明されている。


Microparticles (MP) は、細胞膜由来の粒子で、血中に循環し細胞のactivationや細胞死において遊離される。MPはメタボリックシンドロームで増加し、病態へのMPの関与が示唆されている。
対照化研究にて、2型糖尿病患者において、MP類のレベル、それとタイプが、血管内皮機能障害と関連が研究されている。
63名の2型糖尿病患者を29名の健康対照と比較し、血中MP値をフローサイトメトリーにて判定。
血管内皮機能障害と動脈elasticityを血管内皮依存flow-mediated dilation (FMD)、baPWVで評価。
MP類のいくつかのタイプ、annexinV+MP、 platelet-derived microparticles (PMP)、 leukocyte-derived microparticles (LMP) とendothelial microparticles (EMP)やCD31+/CD42−EMP とCD51+EMP を洞停止、有意に2型糖尿病で増加していることが示された。2型糖尿病で、対照比較で、FMD は有意に低く、baPWVは有意に高い。
CD31+/CD42−EMP と CD51+EMP がFMDやbaPWVの独立したリスク要素と判明した。

この研究は、血中MP、特にEMPが血管内皮機能障害の重要なindicatorとなることを示した
(Feng, B. et al. Atherosclerosis 2010, 208: 264).

by internalmedicine | 2010-02-03 10:31 | 糖尿病・肥満  

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