10歳代肥満患者への腹腔鏡下調節性胃バンディング術 ランダム化トライアル

Laparoscopic Gastric Banding in Adolescent Obesity:思春期肥満者への腹腔鏡下調節性胃バンディング術 (laparoscopic adjustable gastric banding:LAGB)

明確に効果があるようだ・・・ただ、再手術が必要な例が3割など・・・問題も多いようだ

BMI 35を超える、50名の思春期の子供を、laparoscopic adjustable gastric banding(gasutric banding)と、体重減少、健康状態、QOLに関する至適ライフスタイルマネージメントランダム化トライアル

2年フォローアップにて、強化ライフスタイルマネージメント比較にて、gastric bandingは、超過体重50%到達比率として、大きな差を認めた(84% vs 12%)

Laparoscopic Adjustable Gastric Banding in Severely Obese Adolescents
A Randomized Trial
Paul E. O’Brien et. al.
JAMA. 2010;303(6):519-526.

プライマリアウトカムである超過体重50%超減少は、介入群であるgastric bandingで 21/25(84%)、対照群である強化ライフスタイル指導群で 3/25(12%)

gastric banding群は、2年後約34.5kgの体重減少、体重の28.3%、超過体重の78.8%に相当
ライフスタイル介入群は、3.0kg、総体重の3.1%、超過体重の13.2%に相当

群間の違いは、24ヵ月後も有意

エントリー時、gastric banding群 9例(36%)、ライフスタイル群 10例(40%)はメタボリックシンドローム
24ヵ月後、gastric banding群にメタボリックシンドロームなし、ライフスタイル群 4/18(22%)

gastric banding群はQOLの改善を、副事象なく認めたが、7名に8件の再手術(33%)が必要であった。




内視鏡的胃内バルーン留置術 (endoscopic intragastric balloon:IGB)とともに、紹介されている
http://wwwsoc.nii.ac.jp/jasso/topics/pdf/topics13_91.pdf

by internalmedicine | 2010-02-10 10:11 | 糖尿病・肥満  

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