2005年 02月 09日 ( 3 )

 

科学的陰茎切断・・・EDに対するテストステロン

“ 陰茎切断刑を新設”してはどうかという意見があるそうですが・・・



“Castration results in loss of libido and in erectile dysfunction. However, these effects are not universal. ”
libidoの減少は普遍的ではなさそうです。

となると、libidoの減少を確実にするためにはやはり抗テストステロン投与が大事か



和田さんも、医者なんだから、すこし調べてから書けばいいのにね・・・


実際にやられている米国フロリダでは
“薬物的陰茎切断”:chemical castration
http://www.law.fsu.edu/journals/lawreview/frames/252/spalfram.html

で、

"Chemical Castration" for Sex Offenders
http://content.nejm.org/cgi/content/full/336/14/1030
NEJM Volume 336:1030-1031 April 3, 1997 Number 14
pediphiliaには特に有効かもしれないらしいです。


"Chemical Castration"はmedroxyprogesterone acetate (MPA) injectionのようです。

かなり反対も多いようですが・・・・・被害者の人権第一に考えれば、リスクの高いひとを放置はできないというわけで・・・でもMPAの長期的成績・副作用報告が検索できず・・(私の力不足か)


まったく、逆ですが、ED治療に、テストステロン投与の意義

Testosterone and erectile dysfunction
http://www.sciencedirect.com/science?_ob=ArticleURL&_udi=B7GW7-4DXT7W4-C&_user=10&_handle=B-WA-A-W-BE-MsSAYZA-UUW-AAAUBYBEZD-AAUDEZVDZD-EUVZAVVZB-BE-U&_fmt=summary&_coverDate=12%2F01%2F2004&_rdoc=38&_orig=browse&_srch=%23toc%2320451%232004%23999989995%23565786!&_cdi=20451&view=c&_acct=C000050221&_version=1&_urlVersion=0&_userid=10&md5=60dcdef05a15e50136ec97a96f8fe001
The Journal of Men's Health & Gender Volume 1, Issue 4 , December 2004, Pages 407-412
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性欲、興味、モチベーションにおけるテストステロンの役割は確立しているが、EDへの影響は議論が続いている。
動物データでは、実験的・医学的catration(去勢)のため、陰茎海綿体圧の減少を生じ、平滑筋・結合組織バランスを欠如し、ペニス組織のNO合成酵素含有神経の濃度を減少させ、ペニス組織のコンプライアンスの繊維弾性性を変化させ、血管閉塞を生じ、結果EDを生じる。
catration(去勢)はペニスのapotosisを生じ、DNA合成はテストステロン治療により誘導さえる。血管性(venogenic)のEDの動物モデルでは、陰茎海綿体内のVEGF(vascular endothelial growth factor)はテストステロンが加わると、平滑筋・結合組織バランス、血管内皮肥厚や過形成が回復し、背部神経繊維直径が正常化し、静脈閉塞性機能障害が回復する。
テストステロン治療がED・テストステロン低値男性に有益であるという若干のエビデンスがある。
Androgen類は、陰茎海綿体のPDE-5の表出、活性をコントロールしている。
PDE-5 inhibitorの経口治療はED治療で失敗している。
しかし、テストステロンをPDE-5抑制剤とともに使用したときに、性機能はEDで回復し、薬剤的な併用にて可能性が生まれている。
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by internalmedicine | 2005-02-09 18:00 | 医療一般  

微量アルブミンとantioxidant濃度の関係・・・ここでもビタミンC・Eなどは意味なし





“微量アルブミンは心血管リスク増加と関連、過酸化ストレス、心血管疾患の病態生理的な過程で重要であろうと思われ、微量アルブミンの人々に遭遇し、antioxidant濃度のを減少する可能性があり、微量アルブミンとend-organ damageに寄与している可能性がある。”
そういえば、metabolic syndromeとの関連があるようですし・・・
http://www.ccjm.org/pdffiles/TAGLE303.PDF


http://www2.ajkd.org/scripts/om.dll/serve?action=searchDB&searchDBfor=art&artType=abs&id=as0272638604014118&nav=abs
American Journal of Kidney Diseases 
February 2005 • Volume 45 • Number 2
Third National Health and Nutrition Examination Survey (1988 to 1994).

Results:
年齢、性、人種、民族、教育、喫煙状態、コチニン濃度、身体活動性、アルコール使用、果物、野菜摂取、24時間以内のビタミン・ミネラル摂取、BMI、収縮期血圧、総コレステロール、TG、血糖、インスリン、CRP補正後
β-cryptoxanthin 0.59; 95%CI: 0.37 - 0.94
lutein/zeaxanthin 0.56; 95% CI 0.38 - 0.82
lycopene 0.64; 95%CI: 0.46 - 0.89
total carotenoids 0.54; 95%CI: 0.38 - 0.75
は微量アルブミンと逆相関。


ビタミンC、ビタミンE、セネニウム濃度は微量アルブミンと有意な相関なし。

【結論】微量アルブミンの状態のひとは、選択的なantiosicants濃度が減少している。
微量アルブミンと抗酸化状態の関連、antioxidants欠乏のメカニズム、食事中のantioxidants量増加のbenefitの可能性、サプリメント使用について追加検討が必要。


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当県では、尿蛋白なしの糖尿病患者に微量アルブミンを測定しても、健康保険で削られてきます。・・・・どんなレベルの先生が査定しているのでしょう・・・

by internalmedicine | 2005-02-09 14:26 | 動脈硬化/循環器  

経口thrombin inhibitorximelagatranの論文3題


昨年9月にFDAから認可できないというletterをうけたという報道がなされてました。
理由は、現データでは不十分ということでしたが・・
http://www.medicalnewstoday.com/index.php?newsid=13269

経口抗凝固剤としてはワーファリンが確立しているので、ximelagatranはなかなかFDAもすんなりというわけにはいかなかったのでしょうか?

http://www.cardio-vasc.com/whatsnew1.html


今回のJAMAの論文といままでの経緯がどうつながるか、私にはよく理解できませんが・・

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ximelagatran、経口thrombin inhibitorは、急速にはたらき、予測性可能で、抗凝固治療を単純化できる。2つの論文で、ximelagatranの、DVT治療や心房細動の患者に対する卒中の予防効果に関する有効性・安全性を評価する臨床トライアルの結果が報告されている。

DVT治療トライアルについて、ランダムに固定量ximelagatran投与、36mg×2回/日と低分子量ヘパリンの標準治療と補正用量ワーファリンに割り当てた。
http://jama.ama-assn.org/cgi/content/abstract/293/6/681?view=abstractfp=681&vol=293&lookupType=volpage
JAMA. 2005;293:681-689.


卒中予防トライアルは、固定用量のximelagatranと補正用量のワーファリンに割り当てた。
http://jama.ama-assn.org/cgi/content/abstract/293/6/690?view=abstractfp=690&vol=293&lookupType=volpage
JAMA. 2005;293:690-698.

両研究とも、ximelagatranが標準治療と同等の有効性で、出血イベントが低いが、肝酵素の増加と関連していた。


3番目の研究は、quality-adjusted survaivalとコストの分析を記載し、ximelagatranとwarfarin、aspirinの70歳の慢性心房細動患者の卒中予防効果を検討。ximelagatranが頭蓋内出血のリスクの高い患者やwarfarin服用中の低QOL患者に対費用効果的であると記載。
http://jama.ama-assn.org/cgi/content/abstract/293/6/699?view=abstractfp=699&vol=293&lookupType=volpage
JAMA. 2005;293:699-706.

by internalmedicine | 2005-02-09 09:04 | 動脈硬化/循環器