システマティックレビュー:慢性疾患患者のうつ:運動訓練で2割減少
2010年 02月 23日
運動訓練により、医療状態の患者の不安症状を改善することができる。
今回、RCTのシステマティック・レビューにて、慢性疾患を有する運動不足成人の不安症状に対する運動トレーニングの効果を要約したもの
不安アウトカムと運動トレーニングや非運動条件下の比較40の検討
不安に対する運動トレーニング効果のpopulation effect sizeを推定するもの
理論的・実践的重要性に関する、どの選択的変数が効果に影響を与えるかも検討
The Effect of Exercise Training on Anxiety Symptoms Among Patients
A Systematic Review
Matthew P. Herring, MS, MEd; Patrick J. O’Connor, PhD; Rodney K. Dishman, PhD
Arch Intern Med. 2010;170(4):321-331.
無治療に比べ、運動訓練は有意に不安症状を減少:平均効果(⊿) 0.29(95% 信頼区間, 0.23-0.36)
12週までの運動訓練、セッション期間最低30分間、最終週より多い不安報告回数枠調査で、特に改善回数が最大。
Yahoo.comのニュースにも取り上げられている。
Exercise Reduces Anxiety of Chronic Disease
http://news.yahoo.com/s/livescience/20100222/sc_livescience/exercisereducesanxietyofchronicdisease
by internalmedicine | 2010-02-23 11:23 | 精神・認知