ソーダやピザの値段を上げる政策により、健康的食事になり、体重減少・インスリン値低下に向かう・・・

poorな食事選択主眼のポリシーとしての税金に関する関心の高まりにかかわらず、個別の食物摂食と、食品の値段の関係のUS研究はまれ・・・ということで、値段が上がればどれほど健康によいかを検討したもの

Food Price and Diet and Health Outcomes
20 Years of the CARDIA Study
Kiyah J. Duffey, PhD; Penny Gordon-Larsen, PhD; James M. Shikany, MD; David Guilkey, PhD; David R. Jacobs Jr, PhD; Barry M. Popkin, PhD
Arch Intern Med. 2010;170(5):420-426.

20年の長軸研究(12123対応日数:5115名のCoronary Artery Risk Development in Young Adults (CARDIA) 研究被験者からの)
食物値段と食事摂取、総エネルギー指数、体重、HOMA-IRスコアを条件付けlog-logあるいは線形回帰で分析

ソーダとピザの現実の値段(2006年USドルまでinflate)は時とともに低下;全乳の値段は増加
ソーダとピザの値段が10%増加する、これらからのエネルギーが-7.12%(95%信頼区間[CI], -63.50 ~ -10.71)、-11.5%(95% CI, -17.50 ~ -5.50)と低下

ソーダの値段が1$増加すると、一日エネルギー摂取(–124 [95% CI, –198 ~ –50] kcal),、体重低下 (–1.05 [95% CI, –1.80 ~ –0.31] kg)、HOMA-IRスコア低下 (0.42 [95% CI, –0.60 ~ –0.23])
同様な傾向がピザでも見られる。
ソーダとピザの両方の値段が1$増加すると、同じく、一日エネルギー摂取 (–181.49 [95% CI, –247.79 ~ –115.18] kcal),、体重低下 (–1.65 [95% CI, –2.34 ~ 0.96] kg)、HOMA-IRスコア低下(–0.45 [95% CI, –0.59 ~ –0.31])



ソーダやピザの値段を上げるべく、税金を入れ込むと・・・健康的な食事となり、長期的には、体重やインスリン値に好影響を与える。

・・・関連外食業界から怒りを買いそうな報告

by internalmedicine | 2010-03-09 16:15 | 動脈硬化/循環器  

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