クラミジア感染の検診ランダム化トライアル

(日本もそうだと思うが) Chlamydia trachomatisの性器感染症は、USやヨーロッパでは、最も多いSTDで、年間300万を超す新規感染がある。しかし、無症状、無診断が多く、PID(Pelvic Inflammatory Disease:骨盤内炎症性疾患)を生じ、 fallopian tubeの瘢痕化、卵管性赴任、慢性骨盤痛、子宮外妊娠と関連する。クラミジア感染と合併症に関する年間コストは米国では20億ドルに上る。
故に、先をみこして、クラミジア感染に関する女性の検診治療が、その後12か月の骨盤内炎症性疾患減少効果をもたらすかの検討という次第

幾分か、クラミジア検診で骨盤内炎症性疾患の頻度を減少を示唆する部分、特にクラミジア感染がベースラインである場合は、その傾向があるが、1回のクラミジア検査の効果は骨盤内炎症性疾患予防に関して過剰推定と思われる。

Randomised controlled trial of screening for Chlamydia trachomatis to prevent pelvic inflammatory disease: the POPI (prevention of pelvic infection) trial
Published 8 April 2010, doi:10.1136/bmj.c1642
Cite this as: BMJ 2010;340:c1642




本日は、4/9で、子宮の日らしい

HPVワクチンの啓発には絶好の機会と思う。重要な検診に関しても啓発・・・という次第で、こういうことは地域活動まで巻き込んでいけばより効果が上がると思うのだが・・・

子宮頸がん 早期検診で予防を
4月9日 14時15分 動画あり
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20100409/t10013738771000.html
20代や30代の若い女性の間で増えている子宮頸(けい)がんの予防を訴えるため、NPOのメンバーらが9日、全国各地で早めの検診を呼びかけました。子宮頚がんは、検診を受けて早期に発見し治療を受ければ、100パーセント近く治すことができるといわれていますが、検診の受診率は20%程度にとどまっています。

この呼びかけは、4月9日を「子宮の日」として、子宮頸がんの予防を訴えるNPOや、がん細胞を検査する技師の団体が全国7か所で行っているものです。このうち東京のJR新宿駅近くでは、検査技師らおよそ10人が道行く女性にハーブの花の種とチラシを配って、早めの検診を呼びかけました。子宮頚がんは、女性特有のがんのうち、乳がんに次いで患者が多く、毎年およそ8000人が新たに子宮頸がんと診断されているとみられています。子宮頚がんは、検診を受けて早期に発見し治療を受ければ、100パーセント近く治すことができるといわれていますが、検診の受診率は20%程度にとどまっています。呼びかけを行った検査技師の吉田志緒子さんは「検診で早期発見できれば、命を失うことや、子宮を摘出するような悲しいことも防げる。多くの女性に検診の大切さを理解してほしい」と話していました。

by internalmedicine | 2010-04-09 11:04 | 感染症  

<< プライマリ・ケアにおける、直腸... 日常臨床で頻回に遭遇するデパス依存症 >>