不健康行動種類数がふえると 死亡率増加

あまりにクリアカットすぎて不自然ささえ感じるのだが・・・不健康行動種類数が死亡率は相関しているそうだ。

前向き研究でもあり、言下には否定しがたい事実・・・これくらいになると、市区町村レベルの生活改善運動でも明確になる効果だろう・・・年齢補正などして、市区町村を競い合わせてみたらどうだろう

Influence of Individual and Combined Health Behaviors on Total and Cause-Specific Mortality in Men and Women
The United Kingdom Health and Lifestyle Survey
Elisabeth Kvaavik, PhD; G. David Batty, PhD; Giske Ursin, MD, PhD; Rachel Huxley, DPhil; Catharine R. Gale, PhD
Arch Intern Med. 2010;170(8):711-718.

前向き研究で、4つの健康不良行動(喫煙、野菜・果物接種不足、アルコールの飲み過ぎ、運動不足)を全原因、原因別死亡率にて検討

UKの18歳以上の4886名の男女を20年フォロー(1985-2005)

単一の健康行動スコアを開発し、どの不良行動にも一点を与えた

フォローアップ期間中、1080名が死亡、431名が心血管疾患で死亡、318名が癌で死亡

全原因死亡補正ハザードは、不良行動 1、2、3、4で、不良因子無し比較で、1.85、 2.23、 2.76、 3.49 (P for trend, <.001)

行動不良組み合わせ効果も存在するが、軽度しかし、食事・ライフスタイル改善は公衆的健康に影響を与える。



by internalmedicine | 2010-04-27 10:53 | 動脈硬化/循環器  

<< 糖尿病性腎症に対するビタミンB... 居宅内の小児の存在が肺炎感染減... >>