ネパール:母体ビタミンAサプリメントと子供の肺機能
2010年 05月 13日
出生前ビタミンAサプリメント投与された母体の子供のサブグループ研究
ネパール地域でおこなわれたもので、子供の肺機能は2-3%、プラセボより改善していた。
Maternal Vitamin A Supplementation and Lung Function in Offspring
N Eng J Med. Vol. 362: (19) 1784-1794 May 13, 2010
オリジナルトライアル終了時1894名の生存子供で、内、1658(88%)を検討
ビタミンA投与母体児はFEV1、FVCでプラセボ投与母体児に比べて
FEV1, 46 ml ; 95% 信頼区間[CI], 6 ~ 86; FVC, 46 ml higher with vitamin A; 95% CI, 8 ~ 84)(身長、年齢、BMI、暦年齢、カースト、スパイロメーター個別使用補正後)
βカロチン投与母体児は補正FEV1、FVC値はプラセボ投与母体児と同様(βカロチン投与 FEV1, 14 ml 高値; 95% CI, –24 から 54; FVC, 17 ml 高値, 95% CI, –21 ~ 55)
ネパールに関しては、ヨード不足が以前議論されてた(http://www.iqplusin.org/downloads/idd_in_nepal.pdf)とおもう。
ビタミンA不足に関しては、肺の発達、細胞増殖分化に関連しており、仮説として、母体のビタミンA不足による子供への影響が懸念されていた。
by internalmedicine | 2010-05-13 08:41 | ビタミン
