EMSは、重症患者 CIPNM予防に役立つ

"CIPNM(critical illness polyneuromyopathy)”は、重症患者合併症としてコモンで、見逃されることの多い病態。機能障害やQOLに対し重度で長期的合併症となり、離床などを困難にする。

この予防策として、EMSが使えないかという話

"Electrical Muscle Stimulation Prevents Critical Illness Polynueromyopathy. A Randomized Intervention Trial" (Session C94, Tuesday, May 18, 1:30-4:00 p.m., CC-Room 260-262 (Second Level), Morial Convention Center; Abstract 2806)
http://www.eurekalert.org/pub_releases/2010-05/ats-ecp051010.php

Electrical muscle stimulation (EMS) はcritical illness polyneuromyopathy (CIPNM)を予防しうると、ギリシャの研究者たちが述べている。

CIPNM は、ICU患者におけるコモンかつ重篤な問題であり、獲得性の四肢・呼吸筋力低下をもたらす病態




ATS 2010 International Conference ( New Orleans )で報告


慢性心不全や重症COPD end stage患者に有益であり、運動能力、筋力、QOLに対して、EMSが有益であった。EMSは、器械式人工換気下のCOPD患者にも用い、筋力増強をもたらした。

重度心不全 and/or 呼吸不全患者では、EMSは、運動のalternative な方法であり、耐用性、好気的要求が少ない。患者の同調を必要とせず、沈静ICU患者でも導入可能



Dr. Nanas らは140名の重症患者(Apache IIスコア>13)に対して、下肢( quadriceps and peroneous longus (a calf muscle))に対して、EMSを、日々45分行い、ICU退室まで継続。
平均14日間(range :4-62日)

EMSにてCIPNM発症リスク減少を示し、EMS群 CIPNS 68例中 4%、対照群 15%

さらに、筋力はEMS群高値






Critical Illness Polyneuropathy/Myopathy 診断
http://www.treatneuro.com/archives/102

by internalmedicine | 2010-05-18 12:02 | 集中・救急医療  

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