システマティック・レビュー:冠動脈・糖尿病リスクはred meatそのものでなく、加工肉にリスクあり

red meatそのものでなく、加工肉製品が真のリスク要素

栄養学的には、red meatはほ乳類肉全般を指す

Red and Processed Meat Consumption and Risk of Incident Coronary Heart Disease, Stroke, and Diabetes Mellitus
A Systematic Review and Meta-Analysis
Circulation. 2010;121:2271-2283.)

red(非化工)肉、加工肉、肉全体のそれぞれの消費量とCHD、卒中、糖尿病の相関に関するメタアナリシス
結果として、17の前向きコホート、3つの症例対象治験を対象とした
1218380名と、CHD 23889、卒中 2280、糖尿病 10797

Red meat intake そのものは CHDと相関せず (n=4 studies; relative risk per 100-g serving per day=1.00; 95% 信頼区間, 0.81 ~ 1.23; P for heterogeneity=0.36) 、また糖尿病とも相関せず(n=5; relative risk=1.16; 95% 信頼区間, 0.92 ~ 1.46; P=0.25)

加工肉はCHDリスク42%増加(n=5; relative risk per 50-g serving per day=1.42; 95% 信頼区間, 1.07 ~ 1.89; P=0.04) 、そして、糖尿病リスク19%増加 (n=7; relative risk=1.19; 95% 信頼区間, 1.11 ~ 1.27; P<0.001)

肉全体では、中間的相関関係

red meat・加工肉は卒中と相関せず、しかし、3つの研究のみでしか検討されてなかったので、検討不十分

by internalmedicine | 2010-06-02 15:27 | 動脈硬化/循環器  

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