ボタン型・コイン型の電池誤嚥:2cm超リチウム電池、4歳未満で重篤例多い
2010年 06月 02日
Emerging Battery-Ingestion Hazard: Clinical Implications
PEDIATRICS Vol. 125 No. 6 June 2010, pp. 1168-1177 (doi:10.1542/peds.2009-3037)
ボタン型バッテリー誤嚥の比率は1985年から2009年いかけて6.7倍(National Poison Data System)となり、20- ~ 25-mm-ちょっけのセルの誤嚥が1%から18%と増加 (1990–2008)、同時に、リチウム-セル誤嚥も1.3%から24%と増加
20mm以上の大きなリチウムセル、4歳未満ではアウトカム不良
20mmリチウム・セルは特に重篤なアウトカムを示す
合併症としての重度熱傷は2時間から2.5時間で生じる
多くの致命的症例(92%)や重篤なアウトカム(56%)の誤嚥は、非目撃下でなされたもの
重篤なアウトカムの27%、致命的ケースの54%では非特異的な症状故に診断見逃されていた。
除去後の損傷、非関連・遅延食道穿孔、気管食道瘻大血管への瘻孔形成、広範な出血がみられる。
ボタン電池・コイン電池寸法早見表:http://www16.plala.or.jp/toy-hospital/index07/index077.htmlをみると、2cmを超える問題の電池がある。
子供の口に入らないよう、管理が必要だし、できれば、そういう家庭では、使用しないことが望ましいだろう。
by internalmedicine | 2010-06-02 16:03 | 集中・救急医療
