間接喫煙で身体だけでなく、心理的にも障害を受け、精神疾患入院を増加させる

森永というアホな人が、「たばこの煙はぜったいにすいたくないという、自分のことしか考えない人が増えてきた」とほざいていた( 2009-04-10)が、間接喫煙は、本人はたばこを吸わないのに、喫煙者のため、身体だけでなく、心的にも障害を受ける。

Objectively Assessed Secondhand Smoke Exposure and Mental Health in Adults
Cross-sectional and Prospective Evidence From the Scottish Health Survey
Mark Hamer, PhD; Emmanuel Stamatakis, PhD; G. David Batty, PhD
Arch Gen Psychiatry. 2010;67(8):(doi:10.1001/archgenpsychiatry.2010.76).

Archives of General Psychiatry, June 7, 2010.


【概要】 Secondhand smoke (SHS)暴露は、様々な身体的健康的問題アウトカムと関連する、しかし、メンタル面への関連はほとんど知られてない。

【目的】 メンタル面の健康とSHS暴露の相関を評価のため、血中生化学的マーカーとしての唾液腺コチニン濃度を用いた。

【デザイン、セッティング、被験者】 横断的・長軸的研究で、5560名の非喫煙成人(平均[SD]年齢, 49.8 [15.4] 歳; 45.5% 男性) 、 2595 喫煙者 (平均 [SD] 年齢, 44.8 [14.8] 歳; 50.2% 男性)
いずれもメンタル疾患既往なしの、1998-2003年 Scottish Health Survey
コチニン濃度15.00μg/L (nmol/L×5.675) 以上の事前研究被験者を喫煙者と仮定し、再カテゴライズ

【主要アウトカム測定】 12アイテムGeneral Health Questionnaire で3つより多い場合を心理的distressと定義、精神病院入院頻度も記録


【結果】 心理学的distressはサンプルの14.5%

横断的データのロジスティック回帰分析、共役要素補正後、非喫煙者での高SHS暴露者(コチニン量 >0.70 and <15.00 µg/L) は、下限未満の被験者 (≤0.05 µg/L).に比べ、心理学的distressオッズ比が高値に相関するodds ratio = 1.49; 95% 信頼区間, 1.13-1.97)

前向き解析にて、精神病院入院リスクは、SHS高暴露と相関(多変量補正ハザード比 = 2.84; 95% 信頼区間, 1.07-7.59) 、能動的喫煙と相関 (多変量補正ハザード比 = 3.74; 95% 信頼区間, 1.55-8.98)

【結論】 SHS暴露は心理的distressと創刊誌、その後の性心疾患リスクと関連する
2つの研究デザインでの一致した知見として、SHS暴露減少は、身体的健康だけでなく、メンタル面の健康にも重大に関連する。




ニコチン暴露と性心疾患入院累積リスク (survival refers to the avoidance of a hospital admission for psychiatric illness).

Low secondhand smoke (SHS) exposure, the reference group (n = 3739), was defined as having a salivary cotinine level of 0.70 µg/L or lower; high SHS (n = 1821), a salivary cotinine level of 0.71 to 14.99 µg/L; and active smokers (n = 2595), self-report or a salivary cotinine level of 15.00 µg/L or higher.
To convert salivary cotinine level to nanomoles per liter, multiply by 5.675.

by internalmedicine | 2010-06-09 11:43 | 喫煙禁煙  

<< 身長が短いと冠動脈リスク高まる 出血性、虚血性卒中の鑑別について >>