ビタミンE豊富な食事で、認知症、アルツハイマー病発症減少
2010年 07月 13日
Dietary Antioxidants and Long-term Risk of Dementia
Arch Neurol. 2010;67(7):819-825.
平均9.6年フォローアップ期間中、認知症発症465名、うち、365名はAD診断
年齢、教育、apoリポ蛋白Eε 4遺伝子型、全エネルギー摂取、アルコール接種、喫煙習慣、BMI、サプリメント使用補正多変量モデルで、ビタミンE接種が多いほど長期認知症リスク低下と関連(P = .02 for trend)
最低3分位摂取比較にて、最高3分位は25%ほど認知症発症を減らす(ハザード比, 0.75; 95% 信頼区間, 0.59-0.95 寄与因子補正)
ビタミンC、β-カロチン、フラボノイド摂取は多変量解析後認知症発症リスクと相関せず (P > .99 for trend for vitamin C and beta carotene and P = .60 for trend for flavonoids)
アルツハイマーリスクに関しても同様
ビタミンEが含まれる食品と栄養所要量
http://www.eisai.co.jp/vita_e/kiso7.html
by internalmedicine | 2010-07-13 16:41 | 精神・認知