肥満手術：”病院評価”と、手術合併症率の関連性は少ない

25のミシガンの病院・62名の肥満外科手術　Bariatric Surgery 施行医師たちからの自発的consortiumからのデータ
Ｂｉｒｋｍｅｙｅｒらは、病院毎に手術手技のばらつき、合併症率のばらつきがあり、そのばらつきには施行volumeやcenter of excellence statusを含むと報告

2005年から2009年に３つのコモンなbariatric surgeryの一つでも施行した15275名の患者
このうち7.3％が周術的合併症を経験、ほとんどはminorなものであった。
重度合併症発生率と病院・医師volumeは逆相関し、”center of excellence accreditation"とは関連せず

Hospital Complication Rates With Bariatric Surgery in Michigan

Nancy J. O. Birkmeyer, PhD; Justin B. Dimick, MD, MPH; David Share, MD, MPH; Abdelkader Hawasli, MD; Wayne J. English, MD; Jeffrey Genaw, MD; Jonathan F. Finks, MD; Arthur M. Carlin, MD; John D. Birkmeyer, MD; for the Michigan Bariatric Surgery Collaborative

JAMA. 2010;304(4):435-442. doi:10.1001/jama.2010.1034

---

日本の病院評価っていったいなんだろうなぁ、結局、天下りの受け皿以外

海外からの看護師受け入れの話も、（フィリピンにゴミを輸出したいという）産業界からのごり押しによる当時の小泉への働きかけ発端から、公務員天下りの受け皿と化けた
（http://opinion.infoseek.co.jp/article/782）

この問題を取り扱うメディアの少ないことよ