企業財源のトライアル:介入薬剤に有意な報告と発表までの時間が長いという特徴

金と知性を持たないが、権力を握っている厚労省などの馬鹿役人たち・・・自らの失政を民間企業に尻ぬぐいさせている:インフルエンザワクチンの在庫買い取り

新型インフル:ワクチン買い戻しへ メーカー4社
http://mainichi.jp/select/jiken/news/m20100802k0000e040044000c.html
 長妻昭厚生労働相は2日の衆院予算委員会で、昨年出荷された新型インフルエンザのワクチンが医療機関に大量の在庫として余り、各地の医師会が国に買い戻しを求めている問題で、国内のワクチンメーカー4社が卸売業者などを通じて買い戻すことで関係者の調整がまとまったことを明らかにした。


乏しい科研費までも、ヨーロッパの学会でくだらないと称される天下り団体正当化資金(メタボ検診・・・)などに消えていく日本の行政

こんな国で、政府指導の臨床トライアルなど行われるわけ無い


・・・と、どうなるかというと、企業有意な偏った臨床トライアルと結果解釈がのさばる

日本にまともな臨床試験など存在しないというのが、日本の現実的な解釈・・・日本では学会がたくさん開かれているが・・・あれはいったい何なのだろう?



Outcome Reporting Among Drug Trials Registered in ClinicalTrials.gov
Ann Intern Med August 3, 2010 153:158-166

この研究は処方の多い5つの疾患と対照・比較対照に関する新規介入被治験薬剤の有効性比較

企業基金トライアルでは85.4%、政府基金トライアルでは71.9%が良好な報告
nonprofit、nonfederal組織基金では71.9%

企業基金トライアルは24ヶ月内に報告されることが少ない

by internalmedicine | 2010-08-03 10:47 | 医療一般  

<< CARDIA研究:20-35歳... 低炭水化物ダイエットは、低脂肪... >>