ANTIPAF:オルメサルタンの発作性心房細動効果効果あるようだが、単剤では意味なし

Angiotensin II-Antagonist in Paroxysmal Atrial Fibrillation (ANTIPAF)

発作性心房細動400名を超える患者を、ランダム化し、6ヶ月まで、β-遮断剤のみ許可し、抗不整脈薬・ACE阻害剤使用しない

効果はあるようだが、あんまり意味はない?

ソース:http://www.theheart.org/article/1116805.do
olmesartan (Benicar, Daiichi Sankyo) 40 mg/day or placeboで比較

olmesartan 40mg/day(n=214) vs プラセボ(n=211)で、左房駆出率・容積は同様で、93%が心不全なし、NYHA1、2が少数

心房細動を、1分のtelephonic transmissionでモニター

平均は1.12/患者/日
1年8700を超えるECG
心房細動比率に関して差はなかった(p=0.77)、両方とも<0.2%

セカンダリエンドポイントとして、改善薬処方までの時間、すなわち、アミオダロンを重症有症状心房細動発症のためにしようするまでの時間で差が認められた。ハザード比 0.410 (95% CI 0.186-0.904)

by internalmedicine | 2010-09-01 14:19 | 動脈硬化/循環器  

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