癌患者の冠動脈疾患マネージメント

癌患者の冠動脈疾患マネージメント
Managing Coronary Artery Disease in the Cancer Patient
Progress in Cardiovascular Disease vol. 53. (2) p 149-156(Sep. 2010)

冠動脈疾患をもつ癌患者、特異的な状況に置かれており、安定期・急性期とも、冠動脈疾患のマネージメントへ影響が多分にある。癌患者では手術の必要性が高いことため、慢性安定狭心症マネージメントにおいて、手術を遅らせたり、ステント内血栓を手術中生じる可能性があり、冠動脈ステント、経皮的冠動脈インターベンションを避けることも重要な考慮事項である。
癌手術は、軽度・中等度心臓リスクがあるなら、例外的状況において必要とされる場合の事前に、血管再建となる。
高リスクな状況では、多くの患者では薬物治療が、あるいは、冠動脈バイパスグラフトが、癌治療が積極的になされるなら行われるべき。
たとえば、骨髄疾患の場合や化学療法後の場合、血小板減少症の可能性のため、血小板抑制治療、全例でアスピリン治療、冠動脈ステント後全例でdouble 抗血小板治療の必要性について留意される。

Drug-eluting stents は特別な問題があり、避けるべき
bare metal stentでさえ、ステント血栓の長期リスクが癌患者では伴う

静脈血栓傾向増加、癌のみの結果あるいは、選択的化学療法薬だけのときなどステント施行後、冠動脈バイパス手術後直後では特に問題となる。
積極的薬物治療、特にスタチンは冠動脈疾患を安定化するのに必須である。

by internalmedicine | 2010-09-03 14:29 | 動脈硬化/循環器  

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