70歳以上の有症状頸動脈ステントは避けるべき?

”70歳以上有症状患者への頸動脈ステントは避けるべきである。若年者では手術の代替として考慮できるほど安全性はあるようだ。”


血菅内膜除去術:endartectomy比較の話で、53%程、術後120日間に卒中・死亡を53%ほど包括頻度増加させた。EVA-3S、 SPACE、 ICSS といったトライアルのメタアナリシスでは、老人での超過リスクはステント自体の超過リスクであったという報告があった。
70歳未満では 5.8% vs 対照 5.7%で、相対リスクとしてニュートラルの1.00(95%信頼区間 0.68-1.47)
しかし、70歳を超えると、内膜除去術に比較して、12.0% vs 5.9%、相対リスク 2.04(95%信頼区間 1.48-2.82)

Carotid Stenting Trialists' Collaboration "Short-term outcome after stenting versus endarterectomy for symptomatic carotid stenosis: a preplanned meta-analysis of individual patient data" Lancet 2010.

by internalmedicine | 2010-09-10 09:01 | 動脈硬化/循環器  

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