Lancet: ミレニアム開発目標到達のための日本提案MNCHべた褒め

Japan's new global health policy: 2011—2015
The Lancet, Volume 376, Issue 9745, Pages 938 - 940, 18 September 2010


一部訳
ミレニアム開発目標(Millennium Development Goals: MDGs)のため、国連で世界のリーダーが集まる。2015年のデッドラインまで時間が無く、通常のやり方ではこの目標達成は不可能。
日本はコミットメントを刷新し、その役割を再定義するつもりらしい
医療システムの強化に注目した母体・子供の死亡防止を目的とした新しいグローバルな健康施策で、ほぼMDG外への拡大。
グローバルな健康がヒトの生死の問題となり、ヒトのセキュリティー問題に基本的に影響を与えるため、新しい施策が形成された。最近の調査により日本の一般大衆による強い支えでhealth assistanceが強化されている。

日本は3つの柱、maternal, newborn, and child health (MNCH)に着手

重大感染症疾患、パンデミック・インフルエンザなどのグローバルな公衆衛生エマージェンシーへの寄与などである。

妊娠子癇から出生後のcontinuumの認識が母体・新生児死亡率減少の鍵となり、世界的なコンセンサスとなろう。産後ケア、施設へのアクセス、熟練従事者、ファシリティーや装備の改善はMNCH改善に必須。ひとつのcontinuumへの単純な介入ではこれらの結果は得られない。
日本のパートナー諸国、ドナー、国際的な組織、社会組織すべてがこの点を理解し、コンポーネントに関わるパッケージを促進すべき。
これらの要素を結合する方向は研究により確認され、日本の母体・新生児死亡率減少の経験から裏打ちされている施策である。



http://www.fasid.or.jp/chosa/forum/bbl/pdf/150_1.pdf
・子供の死亡率低減:5歳未満死亡率の2/3低減
・妊産婦の健康の改善:妊産婦死亡率の3/4低減



あんまり日本ほめられることなくなった昨今・・・

産科の司法介入問題・小児とくに乳幼児期以降の高死亡率、ワクチン接種の包括的不備(教育、反ワクチン思想家対策、公的コスト)など・・・国内では、”maternal, newborn, and child health (MNCH)”に関して大きな問題があるんだけど・・・世界的にみれば優秀なのだろう・・・世界でリーダーシップが珍しくとれそうである。

税金垂れ流しでなく、アイデアでリーダーシップ取ってほしい。


厚労省には、 “know—do” gap の前提である、現場を"know"する気持ちもが無い思うのだが・・・著者らは外から見てるため過剰評価しているのだろう。

by internalmedicine | 2010-09-17 11:18 | 医療一般  

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