冠動脈疾患+低LDL患者における 血圧Jカーブ現象 再出現!

J-curve revisited: an analysis of blood pressure and cardiovascular events in the Treating to New Targets (TNT) trial
Eur Heart J (2010) doi: 10.1093/eurheartj/ehq328 First published online: September 16, 2010

CAD+低LDL<130 mg/dl患者10001名をアトルバスタチン 80 vs 10mgに割り付け
ベースライン後、時間依存的血圧(収縮期血圧:SBP、拡張期血圧:DBP)を10mmHg増加毎にカテゴライズ
プライマリアウトカムは冠動脈・非致死的心筋梗塞、蘇生心停止、致死的・非致死的卒中の組み合わせ

982(9.82%)が中央値 4.9年フォローアップにてプライマリアウトカム

参照血圧範囲以上・以下にて、プライマリアウトカム・イベント率増加のJカーブが見られた。
非補正、補正(ベースライン共役要素、治療効果、LDL値)ともにみられた。

時間依存、非線形、多変量Cox比例ハザードモデルでは、nadirは146/81.4 mmHgで、ここがイベント率最小。
類似の非線形関係が、全原因死亡率、心血管死亡率、非致死的MI、狭心症といったセカンダリアウトカムでも見られた。
しかし、卒中アウトカムだけは、収縮期血圧に関して低いほどよかった。



なんだか、とてもごちゃごちゃしてきた。Jカーブ現象って、立ち消えては繰り返す

しかも、今回の血圧指摘nadirとても高いようだが・・・

by internalmedicine | 2010-09-18 12:05 | 動脈硬化/循環器  

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