C型慢性肝炎:肝硬変無しからの肝がんリスク: B型肝炎既往、アルコール過剰摂取歴、免疫抑制剤
2010年 09月 27日
2年間において、肝硬変なしのC型慢性肝炎から、6名の患者(男性5名、女性1名)の単一センターでのHCC発症
全例、詳細に標本(手術標本、一名は移植時標本)で検討され、肝硬変の存在無かった事例。
背景の線維化の程度は軽度 n=1、中等度 n=4、bridging fibrosis n=1
臨床ケースのレビューで、全例HCC破傷の付加的要素を有していた
・4名は、B型肝炎既往
・2名はアルコール過剰摂取
・1名は免疫抑制剤の長期暴露
Hepatocellular carcinoma in patients with chronic hepatitis C virus infection without cirrhosis
World J Gastroenterol 2010 August 28; 16(32): 4061-4065
by internalmedicine | 2010-09-27 08:26 | 消化器