未熟児慢性肺疾患児は2歳まで託児所避けるべき
2010年 09月 27日
http://www.eurekalert.org/pub_releases/2010-09/jhmi-dpc092310.php
託児所で、通常のウィルスが、chronic lung disease of prematurity (CLDP) :早期出産・慢性肺疾患患者で、重度気道感染リスクを生じさせる
託児所は、健康肺を有する子供に軽度・短期のみ存在し、ウィルスの繁殖場として働き、慢性疾患リスク・重度合併症リスクを子供に与えることとなる。
(Sharon McGrath-Morrow, M.D., M.B.A., a lung specialist at Hopkins Children's)
3歳のCLDP患児111名の両親にインタビューし、託児所利用、感染、症状、ER受診、入院、薬物使用を調査。
託児所利用CLDP児童(22/111を除き)は4回重度呼吸器症状でER受診、ステロイド必要数2倍、抗生剤必要数2倍超
託児所利用患児は、週1回以上の呼吸器問題を有する頻度は、利用してない児童の約3倍
感染による重度合併症が多いため入院回数が多く、治療も遷延化するため、両親にそのリスクを説明すべきである。
CLDPの子供を託児所に預けることを1-2歳までは避けることを両親に助言すべきで、肺が成熟し、CLDPの子供のほとんどは問題なくなる。
by internalmedicine | 2010-09-27 14:52 | 感染症