骨減少老人女性の居宅規則的運動プログラム:平衡機能・歩行機能・気分障害など改善、骨折減少へ

自宅を中心とした規則的運動プログラムにより、バランス、歩行、機能の改善をもたらし、結果、骨折を減少させる。高齢女性で、骨粗鬆症リスクを有する人たちの、長期フィンランドの研究

Long-term Outcomes of Exercise

Follow-up of a Randomized Trial in Older Women With Osteopenia

Raija Korpelainen, PhD; Sirkka Keinänen-Kiukaanniemi, MD, PhD; Pentti Nieminen, PhD; Jorma Heikkinen, MD, PhD; Kalervo Väänänen, MD, PhD; Juha Korpelainen, MD, PhD

Arch Intern Med. 2010;170(17):1548-1556. doi:10.1001/archinternmed.2010.311


170名のosteopenia(軽度骨密度減少を定義)女性に対して、運動プログラムに従った人たちは、姿勢の動揺が少なく(P=0.005) 、有意に下肢筋力が改善 (P<0.001)した。
歩行スピード、距離、機能試験、気分などすべてが運動群で良好(P=0.02 ~ P<0.001) 。



解説記事:http://www.medpagetoday.com/Endocrinology/Osteoporosis/22453



グループとして集めての介入が日本では盛ん?・・・対照群をとった前向き研究がほとんど日本では見られず、結論先にありきの対照報告や症例的報告で国策が影響されまくっていることに落胆するばかり。


「ロコモ」・・・いい加減にしてくれないか カタカナ概念  2009-03-05

よくわからん、"ロコモ”という概念・・・地道な研究報告があればいいのだが、なんだか、政治的なにおいだけがする・・・

パワーリハ(ビリテーション)なんて、ほとんど、一団体に独占されている・・・これって、最初厚労省関与してたよね・・・根が深いこの”カタカナ”リハビリテーション命名利権

by internalmedicine | 2010-09-29 08:39 | 運動系  

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