子供虐待への行政対応:CPS 役立たず
2010年 10月 05日
(解説されている日本語ページ:http://www.junglecity.com/kids/howto/cps.htm)
2007年、米国内で320万人の虐待児と推計
虐待後、調査を受けた子供はわずか38%、42%にこどもの行動異常みとめ、1年以内に調査後メンタルヘルスサービスを受けたのは28%のみ。CPS調査後、22%から62%の子供に虐待の再考がもたらされた。
CPSにより子供が虐待されている疑いのある事例で、その後、家族、世話をするもの、子供のリスク・ファクターに影響があったか・・・後顧的長軸研究
結論から言えば、介入により、コモンな修正リスクファクターの改善はなされず、虐待・虐待合併症予防に対してその効果は認めなかった。
Household, Family, and Child Risk Factors After an Investigation for Suspected Child Maltreatment
A Missed Opportunity for Prevention
Kristine A. Campbell, MD, MSc; Lawrence J. Cook, PhD; Bonnie J. LaFleur, PhD; Heather T. Keenan, MDCM, PhD
Arch Pediatr Adolesc Med. 2010;164(10):943-949. doi:10.1001/archpediatrics.2010.166
情報収集と比較的穏当な、というか、消極的介入であり、日本の児童相談所程度の介入だろう。
その程度では、予防効果少ない・・・・という話と解釈した。
by internalmedicine | 2010-10-05 09:15 | 精神・認知
