気の抜けたスプライトの効用:抗がん剤投与のばらつきを防ぎ、利用効率を改善する

ガス抜き”スプライト”、すなわち、炭酸ガスを抜いた、気の抜けたスプライトが、抗がん剤投与に役立つという話。


(http://inside.bnjn.net/2006/08/80s.php)

Lilly Compound X (LCX) をデンプンプレンドのカプセル利用した形で、pI 臨床トライアル
患者毎・個体内の変動が大きい。胃内pHの影響を人工胃・十二指腸をちくり変動を少なくするよう検討。

スプライトとともにCaptisol(10%薬剤含有)を投与すると、十二指腸内濃度増加、異なる胃内pH間による十二指腸内濃度差が減少する効果が示された。


Use of Artificial Stomach−Duodenum Model for Investigation of Dosing Fluid Effect on Clinical Trial Variability
Mol. Pharmaceutics, 2010, 7 (5), pp 1533–1538



気のぬけたコーラとか、ファンタとか・・・は、文中に書かれてない。

by internalmedicine | 2010-10-14 09:29 | がん

 

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