イギリスでの小児パンデミックインフルエンザA H1N1感染死亡率分析

Paediatric mortality related to pandemic influenza A H1N1 infection in England: an observational population-based study
The Lancet, Early Online Publication, 27 October 2010

若年層( 0—18 歳)は、パンデミックH1N1感染に非比例的に影響を受けた。イギリスでのその解析
住民死亡率と症例死亡率

70名がパンダミックインフルエンザA H1N1で死亡
症例死亡率は100万対6
1歳未満がもっとも多い
死亡率はバングラディシュの子供が高い (36 deaths per million population [18—64]) than for white British children (4 deaths per million [3—6])
以前健康な子供も15(21%);重度基礎疾患45(64%)

最高既知疾患年齢補正死亡率は慢性神経疾患 (1536 per million population)
入院前に19(27%)死亡

健康状態の良いサブグループの子供は有意に、入院後死亡例より基礎疾患が軽度多いのみ(p=0·0109
包括的に、45(64%)の子供がoseltamivir投与:発症後48時間内 7名

結論:インフルエンザからの重症疾患・死亡リスク高い例では、まずワクチンが優先。
このグループは、特異的基礎疾患例と民族的マイノリティー群を含む。
早期病院収容前のサポーティブ、治療ケアも大事

by internalmedicine | 2010-10-27 12:09 | インフルエンザ  

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