6メジャー・ジャーナル:メーカースポンサーランダム化研究はIFを底上げ、出版会社の利益をかさ上げ
2010年 10月 28日
また、メジャージャーナル側にとっても、企業の息のかかった別のジャーナルや研究者に引用してもらうことで、インパクトファクターを稼ぐことができる。しかも、再版収入を得ることができる。
大企業とメジャージャーナル、互いに、持ちつ持たれつの関係なのである。
Conflicts of Interest at Medical Journals: The Influence of Industry-Supported Randomised Trials on Journal Impact Factors and Revenue – Cohort Study
PLoS Medicine www.plosmedicine.org 1 October 2010 Volume 7 Issue 10 e1000354
主要な医学ジャーナル6つ (Annals of Internal Medicine, Archives of Internal Medicine,
BMJ, JAMA, The Lancet, and New England Journal of Medicine [NEJM])で、1996-1997、2005-2006年financial supportのタイプをカテゴライズ
メーカーサポートトライアルの引用とジャーナルインパクトファクターを10年間検討
ジャーナル・エディターと接触し、会社からの収入における税情報を調査
単独メーカーサポートトライアルの比率は比率はジャーナル毎ばらつきがあり、2005-2006年において、BMJ 7%からNEJM 32%である。
メーカーサポートトライアルは、他サポートより頻回に引用され、インパクトファクター計算からオミットすると相当インパクトファクターが減少する。
2007年では、BMJは1%、NEJMにいたっては15%減少する。
2つのジャーナル公開データでは、再版収入は、2005-2006年において全収入の3%(BMJ)から41%(The Lancet)に相当する
そして、日本のような政府が金出そうとしない国においては、大企業のやりたい放題。大企業スポンサーで大規模トライアルの筆頭に名前を連ねる大学教授たちは、実質何もせずに、インパクトファクターだけいただき、各学会ででかい面をして、さらに、大企業スポンサーの講演会などで金を稼ぐ・・・
世の中いやになりそう・・・
昨今、世間を騒がしている”長寿のための・・・ガイドライン”という出版物、あれって、内容はガイドラインには成らないような根拠の乏しいものだが、筆者のうち、よく名前がでるひとがいるが、EPAやDHAサプリメントの宣伝によく出ているのをみてこける。ガイドラインなるものをでっち上げることで、著作物の売り上げに役立つのだろう。金だけでなく、一方的に、薬品会社を批判したいだけの人も筆者に入っていて・・・このことのも・・・あきれる。属するグループの政治的意味合いもあり名前をつられ寝ている可能性がある。この”ガイドライン”の利益相反いったいどうなってるんだろうか?
スタチンメーカーとの癒着 vs DHA・EPAサプリメント業者との癒着・・・の戦いと皮肉を込めて言いたくなる。
by internalmedicine | 2010-10-28 09:58 | 医学
