ランダム化トライアル: 気管支拡張症に対するゲンタマイシンネブライザー
2010年 11月 05日
かつて、長崎大学熱帯医学研究所がさかんに勧めてた。
確信がもてず、自然にやらなくなった治療法。
このランダム化トライアルをみると、有効性はありそうで、耐性も心配なさそうだ。問題は、永続的に行わなければいけなそうなところ。
Long Term Nebulised Gentamicin in Patients With Bronchiectasis
NCT00749866
A Randomised Controlled Trial of Nebulised Gentamicin in Non-Cystic Fibrosis Bronchiectasis.
Am J Respir Crit Care Med. 2010 Sep 24.
65名を1日二回ゲンタマイシンネブライザー投与、12ヶ月
緑膿菌 30.8%菌消失、他の病原菌は92.8%菌消失
痰の膿性 [8.7% versus 38.5%, P<0.0001]
運動能力改善 [510(350-690)m versus 415(267.5-530)m, P=0.03]
急性悪化数減少 [0(0-1) versus 1.5(1-2), P<0.0001]
初回急性悪化までの時間増加 [120(87-161.5)days versus 61.5(20.7-122.7)days, P=0.02]
ゲンタシン群は、LCO [81.4% vs. 20%, P<0.01] 、SGRO改善 [87.5% vs. 19.2% P<0.004]
24時間痰量、FEV1、FVC、FEV25-75に相違認めず
緑膿菌に対してゲンタマイシン抵抗性発生なし
フォローアップ後、アウトカムはベースラインに戻る。
by internalmedicine | 2010-11-05 16:39 | 呼吸器系
