心不全患者対象のテレモニタリングは見逃し多し 

昔から日本のお医者さんたちって、新しい技術・器具・装置に対して、無防備に受け入れてしまう・・・これの繰り返し・・・私が知ってる限り、昭和40年後半からのオーダーリングシステム、21世紀前後からの地域ネットワークシステム、画像デジタル化・・・など

テレ・モニタリングなどの有効性も、無防備に、そのメリットだけを信じる傾向にあるのではないか!

Telemonitoring in Patients with Heart Failure
New England Journal of Medicine, 10.1056/nejmoa1010029 (November 16, 2010).



iPadを全利用関係者に無料配布すれば、医療費削減、安全性が増すという、詐欺そのものの提言してる人がいるが、まず、ベースとなる実地検討を、コストベネフィットやソーシャルコストなどを考慮した公利性に基づく、科学的に提示してからの話だろう・・・でなければ、詐欺そのもの・・・ソフトバンクの金儲けのために社会基盤を揺るがせてはならない。

by internalmedicine | 2010-11-17 12:01 | 医療一般  

<< 喘息:抗IL-5ターゲット生物... GRAVITASトライアル:ク... >>