にきび治療:アダパレンを中心とした話題

産経新聞に、アダパレンを主とした、ニキビ治療の話で、ドラッグ・ラグ批判をちりばめた記事が掲載されている。

主に、この話・・・
推奨度:A
推奨文:痤瘡(炎症性皮疹:中等症から重症)に対して,アダパレン外用と抗菌薬内服の併用を強く推奨する.

解説:レチノイドが面皰改善作用と抗炎症作用を,抗菌薬が抗菌作用と抗炎症作用を持っているため,併用により面皰と炎症性皮疹の両者の改善が期待できる.中等症から重症の炎症性皮疹を有する痤瘡患者において,アダパレンゲル0.1% 外用とリメサイクリン300mg 内服の併用群,リメサイクリン300mg 単剤内服群の2 群間で比較したRCT1)によると,単剤内服で用いるよりも併用群において,より早く,より高い効果が認められた.12 週目の面皰および炎症性皮疹数の減少率は併用群で56.6%,60.3% であるのに対して単剤内服群ではそれぞれ47.6%,45.6% であった.同様の結
果がアダパレンゲル0.1% 外用とドキシサイクリン100mg 内服の併用群,ドキシサイクリ 100mg 単剤内服群の2 群で比較したRCT2)でも得られている.
以上より,痤瘡(炎症性皮疹:中等症から重症)に対して,抗菌薬内服とアダパレン外用の併用を強く推奨する.


http://www.dermatol.or.jp/medical/guideline/pdf/118101893j.pdf



ガイドラインだと、丘疹、嚢疱の中等症以上事例にアダバレンは適応ということになるようだ

重症度は.
皮疹数による判定基準

軽症:片顔に炎症性皮疹が5 個以下
中等症:片顔に炎症性皮疹が6 個以上20 個以下
重症:片顔に炎症性皮疹が21 個以上50 個以下
最重症:片顔に炎症性皮疹が51 個以上

by internalmedicine | 2010-12-14 09:53 | 医療一般  

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